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 『その奔馳する様、駿馬の如く』
 
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 優勝まであと2つ!
 
94
 
4強の原動力 
日本選手トップの得点たたき出す
 ~金田修佳
 

5シーズンぶり4強の原動力は、攻守
の要に成長した23歳だ。19日、準決勝
進出を決めた岡山シーガルズ。入団
5年目のレフト金田修佳は今季、日本
選手トップの得点をたたき出すなど
飛躍を遂げ、チームをけん引する。
「目標は日本一。ここからが本当の
勝負」。その右腕で悲願のリーグ制覇
へ導くつもりだ。
  
不動のエースと言える活躍だ。レギュラー
ラウンドで15勝6敗とシーズン最高となる
7割超の勝率をマークしたチームに
あって、金田は総得点403点(21試合)。
リーグ6位で日本人では断トツの数字だ。
 
POに入っても鋭角に打ち抜いたり、
巧みにブロックアウトも取ったりと得点
を量産。12日のトヨタ車体戦で両チーム
トップの33点を挙げ、18日の久光製薬
戦でも26点を奪い、ともにフルセット
勝ちに貢献した。
 (下段に続く)
 
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 シーガルズユニのブイリーGET。
 
  ◇  ◇  ◇
 

V1リーグ 決定順位
 デンソー・埼玉上尾、JT・岡山は
 準決勝に駒を進めます。PFUと姫路
 はチャレンジマッチへ。
 
5位:トヨタ車体 6位:東レ
7位:久光製薬 8位:NEC
9位:日立 10位:KUROBE
11位:PFU 12位:姫路
 
     *
 

92②
 
準決勝進出のこの4チームは、ここ
 7シーズンで、チャレンジリーグで
 戦った経験があるんですね。デンソー
 2013-14、2016-17。岡山 2017-18。
 上尾 2016-17(2014-15に昇格)。
 JT 2014-15、2015-16。感慨深い
 です。久光製薬・東レ・トヨタ車体・
 NECはずっとV1にいましたから。
 
 しかし、このFinal8は、好ゲーム続出、
 予想外の結果(勝ったチーム、ごめん
 なさい)も次々と、というわけでかなり
 盛り上がりました。
 
1/11 埼玉上尾 3-0 デンソー
1/18 トヨタ車体 3-0 JT
1/19 久光製薬 3-2 トヨタ車体
 
 敗退が決まっていた久光製薬とNEC
 も最終日に好試合を見せてくれました
 し、上尾には、昨季の東レのような
 勢いを感じます。
 
     *
 

居村・及川選手インタビュー(1/19)
 (Click↑) いやあ、これは永久保存版。
 
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  ◇  ◇  ◇
 

V1男子 順位表
1/19 現在
①ジェイテクト 19-1(残り7)
②パナソニック 18-2(7)
③JT 16-4(7)
以上3チームはファイナル進出を
 決めています。
 
④サントリー 14-5(8)
⑤東レ 8-12(7)
⑥堺 8-12(7)
⑦名古屋 7-12(8)
⑧FC東京 5-15(7)
⑨大分三好 2-18(7)
⑩VC長野 2-18(7)
サントリーもほぼ確実でしょう。残り
 1枠を3チームが激しく争っています。
 
個人記録
1/19 現在
総得点・アタック決定率・サーブ
 効果率の3部門で2位だった西田選手
 が2部門でTOPになりました。
 
〇総得点
 ①西田 497 ②ムセルスキー 483
〇アタック決定率
 ①ラオ・シュハン 60.1%
 ②西田 58.0
〇サーブ効果率
 ①西田 19.9 ②カジースキ 19.0
 
注目は、SETあたりのブロック得点
 でも5位に上がってきたことです。
〇SETあたりブロック得点
 ①小野寺・出耒田 0.74
 ③劉(豊田合成) ④傳田
 ⑤西田 0.57 
 
  ◇  ◇  ◇
 

 (金田選手記事の続き)
177センチと決して大きくない上背で、
190センチ超の外国人アタッカーと互角
に打ち合う姿はあっぱれだ。昨季の
苦い経験が覚醒につながった。「エース
としての自覚と責任感が足りなかった。
自分の甘さがチーム全体に響いた。」
トップリーグに返り咲いた昨季は後半戦
で7連勝を飾るも前半戦の出遅れが
響き、PO進出を逃した。ふがいない
自分を許せなかったという。
 
強い覚悟で取り組んだのがサーブレシーブ
強化だ。これまでは相手にサーブの
標的にされてミスを重ね、アタックにも
悪影響を及ぼした。オフの間、練習の
合間を縫って弱点克服に努めた。
サーブレシーブがセッターに正確に
返球されたかを見る成功率は昨季の
55.6%(リーグ23位)から65.4%(同7位)
へと劇的に改善した。
 
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河本昭義監督は、この技術向上が攻撃
の積極性を生んでいるとし「チームの芯
になってほしくてあえて厳しく指導して
きた。課題に真摯に向き合い、たくましく
成長した。」と目を細める。
 
V1の12チームで唯一、外国人アタッカー
がいないシーガルズの生命線は守備の
粘り。相手の強打を仲間が懸命につな
いでくれたボールには「みんなが思いを
託している。それを決めるのが私の
役目」。25日の準決勝へ若きエースは
決意を新たにする。
 (山陽新聞より抜粋)
 
   ◇  ◇  ◇
 

Final8 個人成績 (Bグループ)
〇総得点
 ①ドルーズ 79 ②ネリマン 70
 ③金田 67 ④井上(久光) 65
 ⑤石井 57
 ⑦佐々木 47 ⑩渡邊(岡山) 37
 
〇アタック決定率
 ①ドルーズ 53.7%
 ②及川 52.5
 ③ファビアナ 46.3 ④薮田 44.0
 ⑤渡邊(岡山) 40.4
 ⑥川島 38.9 ⑦金田 37.4
 ⑧渡邊(車体) 36.8
Aグループ1位はサンティアゴ 50.6。
 
〇サーブレシーブ成功率
 ①内瀬戸 73.4%
 ②榊原 72.1 ③新鍋 72.0
 ④楢崎 71.0 ⑤金田 66.5
 
〇サーブ効果率
 ①ドルーズ ②目黒
 ③及川 
 ⑨佐々木 ⑩宮下 ⑪金田
岡山のサーブがRRよりよくなって
 いるように思います。威力と言うより
 狙いどころや前後の揺さぶりが。