POへあと1勝!
8日、プレミアカンファレンス2位の
岡山シーガルズはトヨタ車体との
交流戦を3-0で制し、3連勝。通算
10勝4敗(勝ち点29)で、7試合を
残し、各カンファレンス上位4チームに
よるプレーオフ進出へあと1勝とした。
 
シーガルズは第1セット、劣勢に
立たされたが、セッター宇賀神を
投入するなどして流れを変えて
先取。第3セットも5点を追う展開と
なったが、終盤にレフト金田の強打
などでひっくり返した。
 
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岡山シーガルズは追う展開にも冷静
な試合運びで快勝した。第1セットは
13-16から追い付き、第3セットは
15-19から7連続得点。リベロ丸山ら
の堅守から金田、佐々木両レフトを
軸に得点を重ねた。途中出場の
セッター宇賀神が巧みなトスで流れを
呼び込み、長瀬・西村らが攻守に思い
切ったプレーで勢いづけた。
 
トヨタ車体はアタック決定率29.4%。
セッターとの連係が乱れ、攻撃の
精度が低かった。
 
岡山は、2季連続の2桁勝利。開幕
から14試合での到達は初めて3位
になった2012-13年シーズンに並ぶ
チーム最速記録。
 
シーガルズの4季ぶりとなるPO進出
は14日にも決まる。同日のNEC戦で
勝てば4位以内が確定し、負けた場合
も現在5位の日立が敗れると、POに
駒を進める。(山陽新聞より抜粋)
 
  ◇  ◇  ◇
 

タイなど五輪事前キャンプ
 
来年の東京オリンピックに向け、タイ
とドミニカ共和国の代表チームが、
岡山市で事前キャンプを行うことに
なったそうです。
 
岡山シーガルズが、夏にタイに遠征
したことから交流を深め、タイが来年
1月のアジア予選を勝ち抜いた場合、
オリンピック前に、ジップアリーナ岡山
などで事前キャンプを行う予定で、
シーガルズとの練習試合も計画されて
いるということです。
 
ドミニカ共和国の女子の代表チームも、
岡山市と同様の事前キャンプの協定
を結びました。
そのアジアOQT(出場チーム)にも
 関係してくることなのですが↓
 
 WADA(世界反ドーピング機構)は、
 12/9、ロシアの(東京五輪など)4年
 間国際大会出場停止を発表しま
 した。多くいるであろう全く潔白の
 選手たちには酷なことですが、国
 ぐるみの隠蔽・虚偽報告となると
 仕方なし、という感じですかね。
 
  ◇  ◇  ◇
 

◆回顧①
2017 天皇杯準々決勝 
 カジースキ大爆発
 
2年前天皇杯で東海大に負けたことが
トラウマというカジースキが大爆発。
3連続サービスエース、ブレイク、タイム
アウトのあと4連続エースなど、堺を
破った筑波大に「世界のバレー」を
まざまざと見せつけた試合となった。
対する筑波大も5枚レシーブ体制
をとるなど、ただでは屈しない。
     ↓
カジースキは、“5枚”のうちリベロを
狙ってまたまたサービスエース。
 
75
 中根・カジースキ選手。
 
JTEKT 3-0 筑波大学
 (5-12,25-21,25-18)
 
筑波大・中根聡太:世界一の選手が
本気を出して相手をしてくれたことに
感謝しています。あのサーブは、自分
の顔に当たったらどうしよう、避け
きれない…と怖かったです(笑)
 (2017.12.17)
 
明けて2018年1月6日。広島グリーン
 アリーナでの堺戦に中根選手は途中
 出場。これがVデビューですね。
 そして、20日前にはさんざん痛め
 つけられたカジースキ選手に、BA
 トスなども上げています。
 
◆回顧②
2006年からのV1女子成績
 
IMG
 
こうしてまとめてみて、改めてそう
 だったんだということが多々ありま
 した。優勝回数は久光製薬が6、
 東レ4、NEC2、JT1です。JTの優勝
 はFinalがなかった年。NECは決勝
 で2回久光を破っているんですね。
 
 2015-16シーズンは、RR6位までが
 Finalに進み、7・8位はチャレンジマッチ
 という残酷なシーズン。(で、デンソー・
 上尾は降格という…)
 
 そして、昨季は最終的にウエスタン
 カンファレンスの4チームが上位を
 独占。そのうち3チームが今季は
 スターカンファレンスに(という陰謀
 っぽい…)。
 
 1度も降格していないのが、久光・
 トヨタ車体・東レ・NECのみですか。
 
 2011~2014は、久光・東レ・岡山
 の3強時代に見えなくもないですね。
 岡山の今季は、その頃に劣らない
 ほどの力を有していると思います。
 まずは、NEC戦でFinal進出を
 決めてもらいましょう!
 
  ◇  ◇  ◇
 

セリエA
12/9

Padova 0-3 Ravenna
 (18-25,18-25,19-25)
石川 7/13,SA2でした。
 
74X7Ix3a
 
当面のライバルと見られたRavenna
 に完敗で7位に後退。首位を走って
 いたModenaは2-3でVeronaに
 敗れるという番狂わせ。首位に
 立ったのは9-0のCivitanova。
 ③Perugia ④Trentino ⑤Milano
 ⑥Ravenna(全12チーム)です。
 
マシュー・アンダーソンやイヴァン・
 ザイツェフらスター軍団のModena
 に対し、Civitanovaもなかなかの
 布陣!↓
 
S:ブルーノ・レゼンデ(190,伯)
OP:アミル・ガフール(202,イラン)
OH:オスマニー・ユアントレーナ(200,伊)↓
 レアル・ヨアンディ(202,伯)
MB:マテウシュ・ビエニエク(210,ポーランド)
 シモーネ・アンザーニ(203,伊)
 
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 キューバ出身のユアントレーナも
 34才。イタリアNCは卒業の意向
 だとか。31才のザイツェフはどう
 なんでしょうね。イタリアバレーの
 象徴だった2選手。
 
  ◇  ◇  ◇
 

◆回顧③
岡山14試合の記録

 
64②
 
個人的にはスターカンファレンスの
 チームの方が脅威に感じるのです
 が、交流戦に入って岡山のA決定
 率は安定しています。
 
 サーブレシーブ成功率は、これはスター
 のチームの方がサーブ効果率が
 高いので、こんなものでしょうか。
 いや、むしろよく耐えているなと思い
 ます。ディグの成績記録はないん
 ですよね。こちらの方が勝敗を
 大きく左右すると思うんですが。(肌
 感覚では、よく上げていました。)
 
 残り7試合、サイドからドカンと打って
 くるのはイブナくらいで(いやいや、
 中元・長内も)、ここはRR最後まで
 ディグを武器に頑張ってほしいと
 思います。
 
  ◇  ◇  ◇
 

◆回顧④
吉田兄弟対決
124
 この試合が一番印象に残っている
 のです。吉田悠眞選手が兄の綜眞
 選手のアタックを止めた後、バンザイ
 している場面です。毎年、早稲田の
 どちらかと言えば地味なサイドアタッカー
 に惹かれるんですよね。
 (インカレ決勝、筑波戦。)