岡山スポーツ2018回顧
シーガルズ 
 戦力底上げ 下部L制覇

 
ccb57f82a1a7ec45e8b4b60c4d207304
 
岡山シーガルズは昨季、2001年に
岡山に拠点を置いて以降で初めて
トップリーグから陥落し、下部の
チャレンジリーグで戦った。再起に
向け、チームが掲げた目標は「戦力
の底上げ」。経験値の少ない選手を
多く起用しながら、17勝1敗で優勝
を果たした。

 
「チームを引っ張ろうとする選手一人
一人の空気が一つにまとまって
いった。」と主将の山口は振り返る。
レフト金田やセンター居村ら若手の
力強さが増したのが印象的で、劣勢
になるとセンター川島ら中堅が冷静
なプレーで流れを変えた。リーグ制覇
を懸けたPFUとの最終戦(2月25日)
は、攻守ががっちりかみ合う3-0の
完勝だった。

 
5月の黒鷲旗全日本選抜大会は
プレミアリーグ勢を次々と倒し、4強
入り。7月のV・サマーリーグ女子
西部大会は4年ぶりの優勝とチーム
力の高まりを証明した。

 
11月に始まった新リーグは最高峰の
V1で戦う。ここまで2勝7敗で西地区
5位と苦しんでいるが、年内最終戦
となった9日のトヨタ車体戦は、守備
で粘り、鋭い攻撃を重ねて快勝した。
プレーオフへ進む4位以上へ、手応え
をつかんで、新年のリーグ再開を
迎える。(山陽新聞 12/18)

 
  ◇  ◇  ◇ 
  

 メリー・クリスマス!

 Part3

 
Duw9dJtU8AAhRwN
 エド・クライン
 (V.北海道、クロアチア)
ミステリ作家のようなお名前で。
 いつ見ても格好いいですね。

 
Duw-GVDUUAAwCdR
 オリヴェイラ・スエレ
 (V.姫路、ブラジル)
 
Duw9z_rVsAAZcky
 
 ザニーニ新監督
 (Emanuele Zanini)
 昨季はザビエルチェ(古賀太一郎選手
 在籍)の監督さんです。
 
48368078_2365828893487535_3344674742031351808_o
 
48420265_2365828143487610_117431226280706048_o
 
     *
 

20歳宮部、米大学で躍動 
 
無題 (2)
 
東京五輪よりも自分の夢を追う人生を
選んだ。金蘭会高時代に日本代表と
して国際大会に出場した20歳の宮部
藍梨
は、米アイダホ州にある2年制の
南アイダホ大で学業、競技の両立に
取り組んでいる。
 

身長183センチ。11月に行われた2年
制の大学で争う全米選手権でエース
アタッカーとして優勝に貢献した。
日本を離れる際には「東京五輪が
遠のく」という周囲からの声もあった
そうだが「負けたくないという意識で
やってきた。優勝して自分の実力を
確かめることができた」と胸を張った。
 

父はナイジェリア人で母が日本人。
2014~15年に全国高校総体、国体、
全日本高校選手権で3冠に貢献した。
17年に神戸親和女大へ進学したもの
の、米国で学んで海外のリーグで
プレーする夢を諦めきれず、同年夏に
米国へ渡った。
 
英語での授業についていくため、練習
以外の時間は勉強漬けだが「日本に
いた時と充実感が違う。自分を成長
させたいと思って渡米したが、決断に
間違いはなかった。」と力を込める。

19年は4年制の大学に編入する予定
で、全米大学体育協会(NCAA)1部
の舞台での活躍を目指す。
 (日本経済新聞より)
『東京五輪よりも自分の夢を追う
 人生を選んだ。』この一言で、何も
 言うことはないですね。信じた道を
 突き進んでください。
 
  ◇  ◇  ◇
 

“来年は
 結果求められる”

 
11月20日、日本バレーボール協会で
臨時理事会が開かれた。中田監督の
続投は問題なく決まったが、中垣内
監督については結論が出ず、嶋岡健治
会長一任で続投に落ち着いた。同会長
は会見でその理由をこう説明した。

 
「世界選手権では期待に沿えなかった
が、上位国と戦う基礎はでき上がった。
この2年間を無駄にしたくない。みなさん
もご存じの通り、今の代表は

ブランのチーム
になっている。中垣内にはこれまでの
代表になかった監督とコーチの関係を
築いてもらいたい。」

 
フィリップ・ブランコーチは元フランス
代表の名選手で、01年から母国代表を
率いて02年世界選手権3位、03年欧州
選手権準優勝、04年アテネ五輪出場に
導いた名指導者。中垣内監督自身も
納得の上でブランコーチに練習内容や
戦術、試合中の指示などを委ねてきた
ことも事実だ。ただ、この2年間で指揮
権が一方的に集約されてきた。その
現状が中垣内監督から「熱」を奪って
いるのではないだろうか。

 
9月の世界選手権では、1次リーグで
2勝3敗の5位に終わり敗退。2次リーグ
に進めず、史上最低の成績に留まった
ことで中垣内監督の去就が取りざた
されることになった。世界選手権から
2カ月後に出た結論が続投で、中垣内
監督に求められたのは「これまでに
ない監督とコーチの関係」だった。

 
協会幹部が「日本にいてくれるだけで
ありがたい指導者」と評価するブラン
コーチとの関係が、今後どう変化して
いくのか。来年5月末からはネーションズ
リーグ、10月にはワールドカップが開催
される。20年東京五輪前年、結果が
求められる。(日刊スポーツより)
歪な2人体制がそう簡単に修復
 されるようには思いません。中垣内
 監督に熱が感じられないのは致し方
 ないところ。“ブラン監督”ではどうして
 だめなんでしょう?東京を見据えて
 指揮してきたご当人なんですから。

 
20181219-00422943-nksports-000-6-view
 
prm1705250003-p2
 
  ◇  ◇  ◇
 
 (twitterのやり取りより)
西田有志